Photo by Alice Pasqual on Unsplash京都で味わう抹茶 - 知っておきたい基本と楽しみ方
京都で抹茶を味わうための基本知識と、宇治抹茶の特徴・代表的な茶寮を紹介。
京都で楽しむ抹茶の基本
抹茶は、緑茶の一種を石臼で挽いた粉末状の茶。公開情報によると、京都府南部の宇治は古くから日本有数の茶の産地として知られ、市内の茶寮では宇治の茶問屋が手がける抹茶を使った菓子や飲み物が並ぶ。本記事は、味わい方の幅と性格の異なる 4 軒を紹介する入門ガイド。
抹茶とは
被覆栽培した茶葉 (碾茶) を石臼で挽いた粉末。茶筅で点てて飲むほか、和菓子・洋菓子・飲料の素材としても使われる。煎茶や玉露が抽出後の茶葉を取り除いて飲むのに対し、抹茶は 粉末ごと飲み込む 形式である点が大きな違い。
味わい方の三つの形
- 点てる: 茶筅で湯と抹茶を泡立てる伝統的な飲み方
- 菓子と合わせる: 和菓子に一服の抹茶を添えるセット
- 素材として: パフェ・アイス・氷など、洋風スイーツの中で使う形
どれが正解という話ではなく、入口は自由。本記事の 4 軒も得意な形が異なる。
祇園 — パフェで抹茶の幅を知る
茶寮都路里 祇園本店は、祇園辻利が運営する茶寮。公式サイトによると、抹茶ゼリー・抹茶アイス・白玉・小豆を重ねた抹茶パフェや、抹茶氷、宇治フロートを提供している。「素材としての抹茶」がどこまで広がるかを知る入口の一軒。祇園町南側、四条通沿いに立地する。
祇園 — 宇治の茶舗が構える茶房併設店
伊藤久右衛門 祇園四条店は、宇治に本拠を置く伊藤久右衛門が祇園に構える茶房併設の店舗。公式情報によると、特選祇園パフェや抹茶カレーうどんなど、宇治抹茶を軸にしたメニューが案内されている。祇園四条駅 6 番出口より徒歩 1 分の立地で、2019 年 8 月オープン (公式記載) と紹介されている。
出町 — 甘味処であんみつと抹茶
茶房いせはんは、出町柳駅近くの甘味処。公式サイトによると、看板はあんみつとパフェで、抹茶は柳桜園茶舗、コーヒーは京都小川珈琲、アイスクリームは自家製と案内されている。「菓子と合わせる」スタイルの入口として、あんみつや抹茶パフェから始める組み立てが取りやすい。鴨川と高野川が合流する出町エリアにある。
下鴨 — 庭付きの座敷で和菓子と抹茶
茶寮宝泉は、下鴨西高木町に立地する茶寮。公式情報によると、運営する宝泉堂は 1947 年創業のあずき処で、茶寮宝泉は 2003 年に開店した。日本庭園を眺める座敷で、注文後に練るわらび餅や丹波大納言を使ったぜんざい、抹茶と和菓子のセットを提供する構成。腰を据えて「菓子と一服の抹茶」を味わう入口にあたる一軒。
訪れる前に
抹茶の印象は、点て方や合わせる菓子の甘さで変わる。最初からひとつの「正解」を求めず、パフェや甘味と合わせる一杯から始め、後日改めて点てた抹茶を試す段階的な楽しみ方も京都らしい。営業時間や定休日は変動するため、訪問前に各店の公式サイトと Google Maps を確認のこと。